こんにちは。
多発性(多発型)円形脱毛症のkappachan(@kappachan_ohage)です。
前回の記事でもかいたのですが、脱毛症になったことをきっかけに、ロングヘアをばっさり切りました!
まだ髪の毛があるうちにヘアドネーションをしておきたい!!
と思い、円形脱毛症ができてから1ヶ月ほど経ったころ、ロングヘアから鎖骨のあたりまで髪を切りました。
この記事では「15cm以上からできるヘアドネーション」について私の体験談をもとにまとめています。
31cm以上の長さはないから・・と諦めている方にも、気軽にできるボランティアなので、1人でも多くの方に知っていただきたいです。
ヘアドネーションとは
「ヘアドネーション」とは、小児がん、白血病や先天性の脱毛症、不慮の事故などで髪の毛を失った子どもたちのために、寄付された髪の毛でウィッグを作り無償で提供する活動です。
ヘアドネーション可能な髪の毛の条件
今回私が寄付した送り先は、15cm以上で寄付が可能な「つな髪」です。
こちらのヘアドネーション可能な髪の毛の条件についてまとめます。
※ただし、パーマのかかった髪・天然パーマ・くせ毛・縮毛矯正された髪・ブリーチなどで退色してしまった髪・白髪まじりのものや傷みがひどく軽く引っ張ると切れてしまう髪はウィッグに使用することができません。
ヘアドネーション対応の美容院
私の場合は、脱毛症の治療で大学病院へ通院しているので、病院内のヘアサロンでヘアドネーション用にカットしてもらいました。
事前に問い合わせはしなかったのですが、対応していただけました。(*´︶`*)
ただ、ヘアドネーション対応希望ということを事前に伝えなければいけない美容院もあるようなので、問い合わせたほうがいいかもしれません。
寄付団体と提携している美容院もありますが、認定サロンでなくても対応してくれる場合もあるので、普段通っている美容院でもヘアドネーションができるか聞いてみるとよいと思います。
「つな髪」のホームページに美容師さんへ向けての説明書が用意されていたので、普段ヘアドネーション用のカットをしていない美容院であれば、コピーして持っていくといいかもしれません。
ヘアドネーションの送り方
登録フォームで申し込みをする
はじめに、登録フォームで申し込みをします。
名前・連絡先・住所・メールアドレス・つな髪認定証希望の有無を入力します。
私は認定証の交付を希望してみました。
※認定証はいらない場合も、登録が必要のようです。
「受付完了メール」が届いたら、申し込みは完了です!
カットした髪の毛を郵送する
ヘアドネーション用にヘアカットが終わったら、梱包して郵送します。
1つに束ねた髪
同封するメモ
発送用の封筒・レターパック・箱など
カットした髪を1つにまとめる
○このように1つにまとめます。
ちなみに長さは23cmでした!
×カットした髪を1つにまとめていないものはだめです。
個人情報などを記載したメモを用意する
名前(漢字・フリガナ)/住所/電話番号/メールアドレス/
つな髪認定証を希望するorしない/ヘアドネーションの登録をした日(登録フォーム)を記載したメモを用意します。
●メモの記載例
「つな髪」まで郵送する
私は追跡サービスのあるレターパックで送りました。
郵便局やコンビニで、全国一律360円で購入できます。
1つに束ねた髪と、同封するメモを入れます。
※髪の毛をラップやティッシュで包まないようにしてください。
発送用の封筒・レターパックにそのまま髪の毛を入れて大丈夫とのことです。
「つな髪」宛に郵送します。
<送り先>
【(株)グローウィング つな髪事務局】
〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田3丁目3−45 マルイト西梅田ビル5F
<品名欄に記入する内容>
髪の毛・エントリー日(申込みをした日) 〇月〇日
引用元:つな髪公式ホームページ
ヘアドネーションをしたその後はどうなっているの?
ヘアドネーションをしたその後はどうなっているのでしょう?
髪の長さによって、ウィッグの種類がかわるようです。
15cm以上31cm未満の場合は、「髪の毛付インナーキャップウィッグ」になります。
すごい!自然!!
ウィッグは全てハンドメイドで一つ一つ丁寧につくられているとのこと。
完成したウィッグは、つな髪のホームページで申し込みを受け付け、医療用ウィッグを必要とする子供達へプレゼントされています。
ホームページにて、ヘアドネーションの状況やウィッグ提供の活動内容がありますので、気になる方は見てみてください。(﹡ˆᴗˆ﹡)
インスタグラムなどのSNSでも活動がみれますよ。
寄付したその先の様子がみれると、なんだか感動しちゃいますよね。(*´︶`*)
子供たちの笑顔の写真をみると、寄付をしてよかったなぁと心から感じます。
さいごに
はじめてのヘアドネーションについてまとめてみました。
自分自身が脱毛症になり、今まで当たり前のようにあった髪の毛がなくなっていき、はじめて「髪の毛がないことのつらさ」が痛いほど分かりました。
子供たちには、ウィッグを使用することでおしゃれももっと楽しめるよということを知ってほしいし、ヘアドネーションという活動を通して、脱毛症という病気に対する理解が世の中にも広がっていけばいいなと思います。
1つのウィッグを作るのには20人から30人分の髪の毛が必要なんだそうです。
ウィッグを楽しみに待っている子供たちのために、1人でも多くの方にヘアドネーションを知ってほしいです。
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